2005年05月29日

ダーリン ラムネを買ってきて


♪二人で飲みましょ散歩道 月が昇るまで
「セーラー服のもえちゃんに萌え〜」


そんな呪文を心の中でそっと唱えて、アキバ系の心情を分かろうと試みた探求心旺盛な私inパチンコ屋。

この記事に迷い込んだ大多数が速攻で逃げ帰るであろう危険な記事導入だがやってみた。それなりのリスクを背負わなければ男は磨かれないと、昔柏の白木屋で意気投合したオヤジも言ってたしね。この不況の時代こそのハイリスク・ハイリターン精神である。
「いや完全に無駄なリスクやん」という誰かの囁きが聞こえるが、それは多分、最近妄想過剰気味の私にしか聞こえていない幻聴だろう。いつもの事さ。

さて本題。

人生、つらい別れがあれば嬉しい出会いもある。
あの出来事以来、今日久しぶりのパチンコに行ってきたわけだが、そこで私にも新たな出会いがあった。その相手が、写真の「CR フィーバー湯けむり紀行」という最新機種である(写真は大当たり中♪)。

私がこの機種を次の相方に選んだのは、登場キャラの一人「もえちゃん」に萌えたからではなく、「湯けむり紀行」というタイトルにニ時間サスペンスの入浴シーンを連想したからでもなくて、大当たり中に流れる曲があの懐かしいジッタリン・ジンの「にちようび」だったからだ。
どの機種で遊ぼうかなと店内を物色していたら、聞き覚えのあるこの曲が流れてきたので、あの琉球を思わせるメロディに吸い寄せられるようにして、かの台に座ってしまったというわけだ。

そして数時間後。
マイナス1万円という収支にやや落ちこみながら店を出るときに、ふと思った。

ああ俺も年をとったなと。

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posted by いっこう at 02:58| Comment(8) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月27日

俺の話を聞け!


このネタでここまで書き上げた努力を買って下さい最近何が厭かって聞かれたら、新聞のテレビ番組表における報道ステーションの内容説明の文章が気に入らないと答えます。
「我こそは社会正義なり」というご立派な精神から撒き散らかされる、下劣でキャッチーで扇情的な言葉の凡庸な配列に、軽く吐き気を覚える事があるのです。この世に「善」など無いのだから「偽善」なんてのも可笑しな概念ではありますが、万一私がそんな言葉を使うことがあるとすれば、かの番組説明の文章に対してだろうと思う次第です。

そんな虚しい繰言はここまでにして、テレビ番組表です。
幼少の頃よりテレビ番組表を見ては、11PMの番組説明の文章に潜む「官能」「秘」なる魅惑の言霊に行間を読む健全な想像力を鍛えられ、「浅香唯」なる宇宙の真理を意味する奇跡の文字列を紙面より瞬時に検索するウォーリー能力の研鑚に努め、圧倒的な文字数を誇る「ユースケ・サンタマリア」の登場に、自由と制約の壮絶な戦争の現実を見て興奮を味わってきたほどの私ですから、今でも新聞のテレビ番組表は、コボちゃんよりも先に目を通すぐらいには好きなわけです。

今日も元気にテレビ番組表を見ていたところ、フジテレビの「ニュースJAPAN」の欄が目に止まりました。

「米朝”接触”の内幕・・・」

それはもう寒気がしたものです。

かの上方落語界史上初の人間国宝であるところの桂米朝師匠が、一体誰と秘密裏に接触したというのでしょうか。

果たして相手は誰なのでしょうか。
上方落語四天王の一人桂春団治
サメが瀬戸内海に頻繁に出現していた時に、なべおさみと「シャークハンター必殺隊」を結成して世間の盛大な顰蹙を買っていた過去を聞くと、今では知らぬ存ぜぬを決めこむという噂の、落語界のドン立川談志
今の段階では相手が誰かは分かりませんが、会合のテーマは多分「9代目林家正蔵ってどうよ?」だと思います。

何にせよ、昨今の落語ブームに水を差す事態にならなければ良いのですが・・・・。

今日のニュースJAPANからは目を離せません。


滝川クリステルの話を聞け〜(クレイジーケンバンド風に)
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2005年05月26日

告白


脳が脳にほれてるんだね「私は、脳にほれている」

これは昨日紹介した本「考える脳 考えるコンピューター」の著者ジェフ・ホーキンスによる、本書のまえがきの中での一節である。写真にあるように、この文句は本書の帯にも載せられていた。

そう、確かに彼は脳にほれている。



インテル社在籍中に、あのムーアの法則ゴードン・ムーア会長に脳の働きの解明のための研究グループ設置を直訴しては、最初のマイクロプロセッサを開発した首席研究員テッド・ホフにたしなめられ、渋々引き下がる。

それならばと、懲りずに次は当時の人工知能の中枢MITの面接において真の知能の解明プランを力説したが、無関心で流されて不合格。

ついに道を失ったかに見えたが、奥さんの都合で引越した先のシリコンバレーのベンチャー企業で働きながら、通信教育で人間生理学を独学で学んだ末に、会社を辞めてカリフォルニア大学の大学院で生物学の領域から本格的に脳の研究を始める。

そこで二年ほどで本書の理論の骨格をまとめるに至るが、今度は学術界の閉鎖性に嫌気がさす。自分の好きな研究をするためには、興味のない研究に時間を使って大学院の標準過程を修了しなければいけなかったのも面倒でもあった。

「そんなら自分で金稼いでから、思う存分好きな研究やったるわ!」とばかりにビジネスの世界に戻ると、本当に世界的ヒットPDAPalmを世に送り出し大成功をおさめてしまう。

そしてついに彼は、それらのビジネスで築き上げた巨額の資産を投じて、自分の為にレッドウッド神経科学研究所を設立したのだ。

有言実行にもほどがある。


このように、何度潰されても這い上がるダイ・ハード顔負けのしつこさを持ったこの男以上に脳にほれている人間なんて、私は知らない。
彼になら、どうしようもなくガードの固い絶世の美女・脳も振り向いてくれそうな気がする。

「考える脳 考えるコンピューター」は、そんな稀代の脳味噌ストーカーが紡ぐ、親愛なる脳への壮大な抒情詩でもある。


そして死ぬほど脳にほれている彼は、本書の謝辞をこう結ぶ。
妻のジャネットに礼を言いたい。
わたしとの結婚生活は、けっして平坦な道のりではなかったはずだ。

きみのことは、脳よりも愛している。


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2005年05月25日

考える脳 考えるコンピューター


訳文も自然でした「どこの会社にも入れてもらえなかった。
 じゃあ自分で会社を創っちゃえ!」


というのは、ドラえもん無しで成長した時の未来の野比のび太の論理である。
発想礼賛の御時世であるからして、中には「固定観念にとらわれない見事な発想の転換である」などと成長したのび太のPQ値の高さを褒め称える奇特な人もいるかもしれないが、まぁ常識的に考えれば「ただのアホ」という判断が支持されることだろう。

一方で、

「俺の理論はMITに認められなかった。
            だったら自分で研究所を創っちゃえ!」


というのが、この「考える脳考えるコンピュータ」の著者ジェフ・ホーキンスである。

ほとんどのび太と同じ発想にも見えるが、それならジェフ・ホーキンスは「ただのアホ」なのだろうか。

否。

ドラえもん全45巻を読破すれば、のび太が「ただのアホ」では簡単には片付けられない愛すべき存在であることが分かるように、「考える脳 考えるコンピューター」を一読してみれば、決してジェフ・ホーキンスが「ただのアホ」ではないことは直ちに理解できることだろう。
それどころか、脳や知能に多少の興味がある者ならば、彼がこの本で提示する「真の知能を持った機械」の新たなビジョンと方向性が、先の見えない脳研究にブレイクスルーをもたらす可能性に興奮を覚えるかもしれない。
実際私は興奮した。

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posted by いっこう at 01:40| Comment(5) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月22日

現代最後の秘境

男子校・・・
ある種ストア哲学的な連想さえ伴うこの言葉に、あなたはどんな具体的なイメージをお持ちだろうか。
地球上のあらゆる地域に調査の手が入った夢のない現代、この男子校というものは、未だ多くの一般人にとって杳として知れない最後の秘境ではあるまいか。

何を隠そうこの私は、その男子校高校の出身者である。
今日はそんな私の経験を語る事で、皆さんの飽くなき好奇心を満足させてみたい。
もちろんこの経験は10年以上前の話であり、現状とはそぐわない点もあるだろうが本質は変わっていないと思う。思うけど。
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posted by いっこう at 21:39| Comment(11) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月19日

リアルで大嘘な紙切れ

私はニートにクラスチェンジする前、システムエンジニア(以下SE)を生業としていた。
昨日コメントを書いているうちにその頃を少し思い出したので、今日はそんなSE時代のお話をしようと思う。

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posted by いっこう at 21:56| Comment(13) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月17日

会議でGO!

テレビを見ていると、実に様々なCMが流れます。
そのそれぞれに意図があり思惑があり作戦があるのでしょうが、時にはどう解釈すれば良いのか理解に困るものがあって泣きそうになります。なりませんか?
まぁ今日は、私がちょっと対処に困ってしまうCMを二つ紹介してみます。

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posted by いっこう at 23:53| Comment(12) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月15日

別れ

君と出遭ったその瞬間から、この日が来るのは分かっていた。

誰もが死から逃れられないのと同じように、
君と僕が別れることは、神様のスケジュール帳に書き込まれていると直感した。
それは分かってはいたのだが、僕は分からない振りをしていた。

どうせ崩れることは分かっていても、積木を積み上げずにはいられない。
そんな儚い衝動を与えてくれた、君に感謝をしたいから。

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posted by いっこう at 18:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月13日

パブロフの犬

その日私は最寄りの郵便局へ行きました。
備え付けの郵便振替用紙の記入を終えて局内を見まわすと、自分の他には待ってるお客がいません。郵便局には窓口での順番待ちをスムーズにするため、客に順番待ちの番号札を発行する機械が設置されているものですが、他に誰も客が居なかったので、私は順番レシートをとらずに窓口の前に立ちました。

しかしその窓口の机上で何か作業をしている担当の麗しいお姉さん(伊藤裕子似)は、ガン無視を決め込んでいます。
いくらなんでも目の前に人が立ってるのに気がつかないほど鈍感じゃないだろうから、作業が忙しいのかなと思ってそのまま待つこと数十秒。
これ以上待たせるなら一声欲しいな・・・・

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posted by いっこう at 18:27| Comment(12) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月12日

猟奇的な(までに理屈っぽい)彼女

皆さんには隠してきたのだが、実は私はある芸能誌のライターの仕事をやっている。
その雑誌では芸能人とのインタビューコーナーを担当しているのだが、今日はその最新インタビューをあなただけにそっと公開してしまおう。大サーヴィスだ。

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posted by いっこう at 23:49| Comment(9) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月11日

傲慢な浪漫


果たして世界は複雑なのか、単純なのか。複雑な世界、単純な法則」という一般向けの科学解説本を読んだ。
もともと複雑系に多少の知識と興味があった私にとっては、少し物足りない部分はあったものの、概して楽しめた。
そこで今日は、この本を読んで印象に残った箇所と、それについての感想を書いてみることにした。

前提知識がない人にも分かるように書いたつもりだが、どうであろうか。

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posted by いっこう at 22:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月08日

母の日


すべての母親へ捧ぐ女性に初めて贈った花はカーネーション。
小学生の時に母親に。
花屋のおっちゃんが、カーネーションの小さな鉢を何故かタダでくれたのを覚えている。

母親以外の女性にも花を贈った事がある。
でもそれは長年の間、抹消したい記憶ランキング上位を保っている。
思い出すたびに顔が赤〜くなってしまうのだ(笑)

嗚呼、恋愛って恐ろしい。
posted by いっこう at 23:40| Comment(12) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月07日

一粒で二度おいしい記事の読み方

突然ですが、前回のエントリ「発想と知識」を、何かの分野における「本当の能力」が問われる時の「才能と努力」についての話だと脳内変換して読むことで、もう一本記事を書いた事にしてくれませんか?(笑)

もちろん細かいところで完全には対応しない部分もありますが、大局的な話の展開としてはそれほど問題なく意味が通るかと。

「努力」が「才能」を伸ばすことがあれば逆に台無しにすることもあるわけで、「才能」と「努力」は相互補完関係にあるのは明らかでしょう。
宮里藍の「ゴルフの能力」を「ゴルフの才能」と「ゴルフに対する努力」とに完全に分離することは不可能だし、「天性の才能」が無いとされる人が「努力」で欠陥をカバーすることで成果をあげる事もあります。
誰かが素晴らしい結果を出した時、その全てが「才能」(逆に「努力」でもいい)に還元されるかのような一元的な発言をする人はたくさんいますが、果たしてそれにどんな意味があるのでしょうか。
自分の「能力」の無さの全ての原因を「才能」に押しつけて、「努力」が足りないことへの絶好のエクスキューズとしている人も居るでしょう。
そして私は清原和博には成れなかったのです。

以上に述べたような以外にも、色々当てはまる箇所は多いと思いますので、暇だったら考えてみて下さい。
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posted by いっこう at 17:53| Comment(6) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月05日

発想と知識

「頭の良さとは何か?」が問われる事がある。
そんな時は、数学のテストで公式や解法を丸暗記しただけで高い偏差値を獲得するような人よりも、解法には疎いがその場の「発想」である程度の偏差値を出せる人にこそ「頭の良さ」があるとされがちである。または「知識量」や「記憶力」よりも「IQ」(もっと俗には「PQ」)が高い人に「頭の良さ」の称号が与えられたりすることもある。
つまり、「経験や知識から独立した『発想力』があり、それこそが頭の良さだ」という、どんなに「知識」があったとしても「本当の頭の良さ」とは関係ないとする考え方だ。

果たして何が「本当の頭の良さ」なのかということは、それぞれの恣意に沿った「頭の良さ」解釈の押しつけ合い(詳しくは拙記事「君を愛する能力」をご参照下さい)へと還元される話なので別にどうでもよい。しかし私はこのような、安易に「発想」と「知識」を独立したものと考え、さらには何か「発想」を「知識」よりも殊更重要視しようとする現代の風潮に興味が沸く。
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posted by いっこう at 21:51| Comment(4) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月01日

2005年4月の月例報告

毎日更新が途絶えた途端、簡単に二日も間隔が開いたりと、適当になりつつある今、あなたのコメントとWeb拍手が私の更新意欲を支える頼りです。
そんな綱渡りの4月を振り返ります。
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posted by いっこう at 20:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 月例報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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