2005年02月28日

権威脳の恐怖(下)

昨日の記事では、「大学教授」で「医学博士」で「脳神経科学」の専門家が著した「ゲーム脳の恐怖」という本が、科学的に見ていかに酷いモノなのかを、「ニート」である自分自身が持っている知識を手がかりにして説明させてもらった。
私は理系学生として最低限の科学的思考法は学んできたつもりであるし、「大学教授」や「博士」や「科学」の専門家の中にも、トンデモな人(笑)が少なからず居らっしゃる事も大学(院)での研究生活を通じて経験的に知っている。テレビゲームだって小学生の頃から親しんできた。幸か不幸か私には(半端ではあるものの)それらの専門的知識と経験があったため、著者の「肩書き」に惑わされる事もなく、純粋にその内容を吟味して本書の科学的な間違いを発見し、ツッコむことができたわけだ。

しかし世間一般の人間は必ずしもそういうわけにはいかない。

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posted by いっこう at 19:47| Comment(9) | TrackBack(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月27日

権威脳の恐怖(上)


上の青い付箋はツッコミが必要な箇所
この記事を書いた関係で訪れる事になったテレビゲーム関連の複数のblog様において、先日の17歳少年の教師刺殺事件をめぐる報道で「ゲーム脳」という懐かしい単語が使われていたという記事を読んだ。
またかという感じなのだが、テレビゲームに縁の無い人や一部のマスコミ関係者などにとっては、いまだに効力がある学説なようである。懲りずに報道されるということは、それなりの需要もあるらしい。


そこで今回は、「ゲーム脳」にまつわる話を二回にわたって記事にしてみようと思った。

一回目の今日は、ゲーム脳都市伝説の発生源である「ゲーム脳の恐怖」という2002年発売の本についての感想を。ちなみにこの文章は、2002年当時に書いたもの(以前開設していた個人ホームページにアップしていた)に加筆修正を加えたものである。かなり長いのでそのつもりで。
第二回(多分明日)は、何故今でも「ゲーム脳」が持ち出されたり、そもそも何で「ゲーム脳」が信憑性のある説として一般に流れたのかということを、ゲームから離れた一般的な問題として考えて、その感想を書く予定。
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2005年02月26日

逆境ナイン

「それはそれ」!!「これはこれ」!!
「逆境とは!?」
「思うようにならない境遇や、
不運な境遇のことを言う!!」



何年も人間を続けていれば、自分の力ではどうしようもないような「壁」にぶちあたる事もある。その「壁」の、非情なまでの高さと分厚さの前に、為す術も無くただただ途方に暮れてしまうものだ。

そんな時に決まって、私の心の中で暑苦しい雄叫びと共に暴れ出す、非常に迷惑であると同時に、とてつもなく心強いヤツが居る。
彼の名は不屈闘志。漫画「逆境ナイン」の主人公である。
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2005年02月25日

村人Aの内部告発

とあるルートから「ファンタジーRPG世界の住人が会いたがっている」との情報を受けた私は、早速彼にアポをとると用意もそこそこに待ち合わせ場所へと急行した。
以下はその時の会談の貴重な記録である。
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2005年02月24日

思いたがり症候群

「自己分析は大事だ」と言われる事は多い。
確かに自分の能力などを自分自身である程度把握しておく事は、行動指針を立てる上での参考になることだろう。

しかし私が気になるのが、自己分析を「自分に評価を下すこと」だと思い違いをしている人がいることだ。特に「性格」のような、客観的な判断基準を敷きにくいものを対象とする場合に顕著である。
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2005年02月23日

性格

「アイツ性格いいよな」
「あの娘は性格悪いよね」
というように、ある人間の「性格」の良し悪しを評する言葉は日常に溢れている。今現在もどこかで誰かが口にしている事であろう。

しかしこのありふれた言葉に触れる時、私は多くの人に「ある認識」が欠けているんじゃないかなと思う事がある。


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2005年02月22日

シルクハットの男

書きかけの短編小説を突然ですが公開です。
原型はかなり昔にDOSのテキストエディタ(Windows以前(笑))で書いたもので、一度書き直そうとしてWordに移したはいいが、結局そのままずっと放置されていたという、実に不憫な作品です。
久しぶりに読み返してみると、まずテーマにオリジナリティが無いし、語彙も描写も展開も稚拙の極みで苦笑いしか出てきませんが、書き直すのも面倒くさいし今後続きを書くこともないので、この状態で晒してしまいます。
以下がその本文です。

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2005年02月21日

宗教と科学の境界線

ネットをさまよっていたら、こんな記述に遭遇した。

神様が存在されると信じることは、決して間違ったことではなく
科学的にみても正しいことなのです。


一行目には何も問題はない。信仰の自由は尊重されるべきだ。
誰が何を信じようが本人の勝手であるし、私が口出しするような事ではない。

ただし二行目には、大きな声でツッコミを入れさせてもらおう。
断言するが、この文章を書いた人は「科学的に正しい」とはどういう事なのかが分かっていない。
ある仮説を一方的に「信じる」という事は、「科学的」視点からは最も「正しくない」態度であるからだ。

・・と、これで終わりにしても良いのだが、もしかしたら単にこの記述に限って文学的に飾った表現を選んだだけなのかもしれない。彼が本当に神の存在を裏付ける反証可能な仮説を立てた可能性だってゼロではないわけだ。
簡単に言えば、どんな理屈をこねくり回しているのか興味がわいたので(笑)、文章を全部読んでみることにした。
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2005年02月20日

過保護の果てに

姉妹品に「ラーメン屋さん太郎」がある小腹が空いたので、先日パチンコの景品で交換した「やきそば屋さん太郎」という名前の、ベビースターラーメンの一口パックサイズ(5cm四方くらいの大きさ)の駄菓子を食べようとしました。

そして何となくその裏面を見てみたら・・・

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2005年02月19日

慢心

17歳少年による教諭刺殺事件が起こった。

この手の事件が起こったときの反応はいつも同じだ。
「最近の少年犯罪の急増ぶりはどうしたことか。」「テレビゲームの影響で現実と虚構の境界が曖昧になっている。」「現代の少年の心の闇は深い。」「心の教育が重要だ。」・・・・このような言説が巷に溢れるものだ。
しかしそれらの大部分は意味が無いか、あるいは間違っているかのどちらかだ。

少年の心の闇がまだ浅かったはずの昔の方が少年犯罪は圧倒的に多かったのだし、現代の少年はテレビゲームと現実の区別はついているし、「心の教育」にはもはや何の効果も望めないのだ。
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2005年02月18日

涙のリクエスト

このブログには「Web拍手」という部品(右カラムの真ん中あたり)をつけています。そのメイン機能は設置者に「拍手」を送ることで、その「拍手」に加えて任意で短いメッセージを添える事もできるようになっています。

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2005年02月17日

「お前だって科学教の信者だろ?」

「所詮科学も宗教の一種だ」と言われることがある。
宗教が体系の妄信であるというのであれば、科学だって結局我々は一方的に教えられていることを信じているに過ぎないわけで、その点では科学だって宗教だというのである。
受けとめる我々の側から見れば確かにその通りである。
その通りなのであるがしかし、私はこの言われ様に少なからずの抵抗を覚えるのだ。
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2005年02月16日

ダンサー・イン・ザ・ダーク

どこかで誰かが訴えました。
「絶対に絶対に、子供の心に『闇』をつくらないでください。」

それを聞いた子供は聞きました。
「自分の中に『闇』があってはいけないの?」

すると誰かが答えました。
「だって『闇』を持っている人間なんて恐ろしいだろう?」

子供は少し考えて言いました。
「僕の中には『闇』があるよ。僕はいけない子なんだね。」

最後に誰かが呟きました。
「自分の心に『闇』は無いと信じきってる人間こそが、一番恐ろしいんだ。」
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2005年02月15日

自問と肯定のリフレイン

JLPとより子二枚のCDアルバムを買った。
「より子」と「JERRY LEE PHANTOM」それぞれの最新アルバムである。

一方は今作より「より子。」から「より子」へと、そのアーティスト名から「。」を取った。
一方は今作より「THE JERRY LEE PHANTOM」から「THE」を取って「JERRY LEE PHANTOM」と改名した。

ただの偶然だが、妙なシンクロを感じる。

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2005年02月14日

きっかけは、斜め懸垂

日付も変わって今日はバレンタインデーということで、一応それにちなんだ子供の頃の子供らしい恋愛未満話なぞを。

こんな私でも、いわゆる「本命」チョコレートをもらった事は何回かあります。
その中で最も印象に残っているのは、やっぱり一番最初にもらった時のこと。
何故それが一番印象深いのかというと、勿論初めての本命チョコだった事もありますが、このチョコをくれた子が人生初の「彼女」になったという事も大きいわけです。そして何より、そのチョコに添えられていた英語のメッセージが、深く私の心に残っているのです。
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2005年02月13日

殺人とロボットとゲームの規則

未成年の残虐な犯罪の報道などを受けて、

「なんで人を殺しちゃいけないの?」

という子供からの質問に、上手く答えられずにうろたえる大人の話を良く聞きます。

結論から言えば、「人を殺しちゃいけない先天的・普遍的・絶対的な理由はない」ということになります。つまるところ「 殺人ダメ 」は、「 法律 」や「 道徳 」を根拠とする社会的な「 ルール 」であり、「 車は左側通行 」などの交通ルールと形式的にはなんら変わるところがありません。車が左側通行であることの先天的な理由を考えることに意味がありますか?それと全く同様に、「 人を殺してはいけない 」ことの絶対的な理由を考えることは無意味だということです。
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2005年02月12日

夢見る宇宙人

突然ですが、あなたは 「 鏡の中の世界 」の存在を感じますか?
実は全ての「 鏡 」 は、 この世界とは左右が全て反対な以外は全く変わらないパラレルワールドとの境界であり、「 向こう側 」への入り口である、などと心底から信じてる人はいないですよね?

現代の科学的・常識的視点に立つならば、 「 ジョジョの奇妙な冒険 」 第三部のキャラクタである花京院典明の言を待つまでもなく ( どんな例だ ) 、鏡は単に光をそのまま反射するだけで、その中に世界などあるわけがありません。「 鏡の中の世界 」を小学校低学年の子供が信じてるというのなら微笑ましい限りですが 、いい大人で、しかもそれなりに理系の勉強をしてきた人間がそんな事を信じているとしたら、ちょっとヤバイんじゃないかと思われる人もいるでしょう。
しかし世の中には、そんな大人も居るんです。というか居たんです。・・・何を隠そうこの私がそれ。
実はある時、無意識的にとはいえ「 鏡の中の世界 」を前提として生きてきた、という衝撃の事実が発覚してしまったのです(笑)

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2005年02月11日

滝川クリステルの憂鬱

何やら北朝鮮がまた駄々をこねているようだ。
ブッシュ政権の対北朝鮮政策に変化がみられないとして、6ヶ国協議への参加を無期限中断する意向を表明するとともに、初めて核兵器保有を認める声明を発表したそうである。それを伝える滝川クリステルの物憂げな表情も、より一層曇りの色が濃くなったような気がしたりしなかったり。

まぁこのニュース自体に憤りを感じたり、これを受けた日本の対応などについて真剣に考えたい方は、公共心溢れる他のブログやニュースサイトを参照してもらう事として、私が気になるのは、テレビで伝えられる朝鮮中央テレビの声明発表の映像だ。

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posted by いっこう at 00:34| Comment(2) | TrackBack(6) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月10日

無関心狂騒曲

オリンピックよりも参加国数が多いといわれる世界最大のスポーツイベント、サッカーワールドカップ。そのアジア地区最終予選が始まった。時には戦争にも例えられる程に自国のプライドをかけた、熱く痺れる真剣勝負の到来である。
その初戦、我らが日本代表は苦しい内容ながらも北朝鮮を破って勝ち点3を獲得し、幸先の良いスタートを切った。喜ばしいことである。

「ジョホールバルの歓喜」から2大会振りの最終予選ということと、あの北朝鮮との対戦だったということもあってか、日本のマスコミは過剰とも言える報道により国民の感情を煽り、ムーブメントを作り出そうと躍起になっているようにもみえる。マスコミに簡単に影響されて世間の雰囲気を一色に染め上げられやすいのが日本の特質なのだろうか、テレビを代表とする各種メディアからは、老いも若きも男も女も猫も杓子も、まるで日本国民全てがサッカー中毒者になったかのような狂騒ぶりが伝えられる。

そしてこれも日本の特徴なのかもしれないが、こういう状況になってくると必ず現れるのが、熱狂に冷や水をぶっかけるかのように、サッカーへの無関心ぶりを「 ファンの前で必要以上に 」アピールするタイプの人間である。

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posted by いっこう at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月09日

アイドル達への感謝状


可愛いなぁ・・・かなり唐突だが、私は世の可愛い女性・美しい女性にとても感謝している。
その姿を観ているだけで、嬉しく楽しい気分にさせてくれる彼女達の存在は実に貴重である。
「外見より性格」「美人は三日で飽きる」なんてお題目がもっともらしく垂れ流されるルサンチマン満開の現世であるが、顔が美しい・可愛いというだけでも、それはもう充分立派な才能だ。
あなたが少し微笑むだけで、いや、あなたがそこに居るだけで、どんなに幸せな気持ちになれることか。


・・・なんて詩的で大仰な始まりだが、要するに好きな女性アイドルの話である(笑)
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posted by いっこう at 21:19| Comment(4) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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